
7/3(日) 長野県佐久市コスモホールで、11/6(日)に上演される新作市民ミュージカル「ハローサンシャイン」のキャストオーディションが行われました。 3歳から60代?までの65名がそれぞれダンス・歌・セリフを披露して、ミュージカル出演への意気込みをアピールしました。私の担当は歌の審査ですが、始めから終りまで皆さんの挑戦に立ち合わせてもらいました。自己紹介に始まり、当日振付を習ってすぐ踊る8小節ほどのダンス、割り振られた配役によるワンシーンのお芝居、さらに主要キャスト希望者は各自が得意とするパーフォーマンスでのアピールに挑みました。
とにかく驚いたのはその層の厚さと、参加者の自己アピールをする意欲。のどかな田園広がる人口10万ちょっとの佐久地域ですが、ここは芸能界か!?とつっこみたくなるほど。ダンス最後の決めポーズには、大人も子供もそれぞれの個性がとても良く出ていました。
しかし、この「こころのミュージカル」は、その名のとおり、芸能界への道を進めるものではありません。市民(もちろん周辺市町村も含む)によるミュージカル参加を通して、豊かな人間関係をつくり、みんなで一緒に元気になるというのが大きな大きなコンセプトです。
これって、今この世の中でもっとも必要とされていることですよね?
私の今回のミッションは、歌の指導者として、たくさんのスタッフや参加者の皆さんが真摯に取り組み積み上げてきたこのプロジェクトの3年めのシーズンに、さらなる息吹を与えることです。
奇しくも、東京から毎回招いている演出家の奥村達夫先生とは、同じ学校出身というご縁を発見しました。同じプロジェクトに参加する楽しみがまたひとつ増えた感じです。
思えば、普段たくさん接しているいくつかの合唱団の各メンバーはどちらかというと平均年齢がかなり高く(^^;)、歌声は皆様すばらしいけれど、ソロになるとひとりひとりの表現力、殻を破ってアピールする力に課題を感じることが多いのです。
そして今回のミュージカルはほとんどその対極。平均年齢は低く、層は分厚く、表現力もたくましい…。あとは、歌唱力!でさらなるレベルアップを!!と、私が呼ばれた訳なので、とにかく皆さんの期待に応えられるよう、お勤めしなければなりません。
それにしても不思議なシンクロ二シティ☆
「ひとり残らず、みんなで一緒にゴールしよう!!」という、私がいつでもどこの団体でも、感じつつ、諸事情でなかなか達成できない事柄が、こころのミュージカルでは、最も大切なこととして叫ばれている。
安心して、頑張らせていただきます!!
私の学び経験してきたこと、今も学び体験し続けていることが、役に立ちそうな気配です。
お近くの皆様、11/6(日)ぜひ、足をお運びくださいね!!
11/6(日) こころのミュージカル2011「ハローサンシャイン」は午前11時〜と午後3時〜 の2回公演 (佐久市コスモホール)
11/6(日)夜には、私が25年間企画に携わらせてもらっている、花咲く高原の里で音楽を聴く夕べ
「ブラスアンサンブル・ロゼ」のコンサートもあります!!(佐久穂町メリアホール)
どちらもぜひ!! お待ちしています!!!