
おかげさまで、こころのミュージカル2018 「心の中の光となって〜人間物語・丸岡秀子」2回公演が、11/11(日)に無事終演いたしました。こころのミュージカル史上最多の1300人を超えるお客様に会場にお越しいただき、本当にありがとうございました。
農村女性の自立と解放・命の尊厳を生涯をかけて世に問われた佐久市(旧・南佐久郡臼田町)出身の丸岡秀子さん(1903.5.5〜1990.5.25)。今回のオリジナルストーリーでは、4歳〜52歳までの波乱に満ちた半生を4人の秀子で演じつなぎました。時代の群像も細かく描かれ、総出演者は112名を数えます。私は、最後の52歳。台詞も短く、最後の最後でドーンと思いの丈を歌うわずかな出番ですが、役者の実年齢で小2、小6、高2の3人の秀子たちが渾身の力で歌い踊り生き抜いた半生の総仕上げとして、彼女たちの想いも丸岡秀子さんの高い志とともに引き受けて、務めさせていただきました。
農業という形で土とともに生きた原点を持ち、強くなって、優しくなる。生きるために、読んで知識を得、書いて自分の考えを確かめ、それを広く伝えるために行動し続ける。
丸岡秀子さんの生き様は、そのままこころのミュージカルの理念とかさなり、現実の私たちの日常と夢を体現する舞台活動に、大きな意義を確認させてくれます。
地域に深く根付きながら、地域の偉大な先人をわかりやすい歌と踊りとお芝居で伝え、演じる側もそれを通して成長していく。「こころのミュージカル」は10年の節目を乗り越えて、これからも皆さまに一つの地域から世界中へ、人としての在り方を問いながら、夢と希望と生きる力をお届けします。
作曲、歌唱、ダンス…地道に取り組み、また来年に備えて参ります!